企業成長の鍵を握る「学びの文化」の醸成 課題と解決策(後編)

ビジネスコラム

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最終更新日 2025年4月28日

企業成長の鍵を握る「学びの文化」の醸成 課題と解決策(後編)

こんにちは。ソリューションコンサルタントの築地です。本連載「COMPANY」が支える人的資本マネジメントでは、企業の人材戦略に関する制度・施策を支える様々な機能や、開発者の想いを聞くインタビュー、活用事例等をご紹介していきたいと思います。

連載 「COMPANY」が支える人的資本マネジメント
「COMPANY」は″企業″と″はたらく人″双方の視点から課題解決を目指すシステムです。
「はたらくすべての人が真価を発揮できる社会」を目指している私たちが、どのような社会課題の解決を目指しているのか、どのような思いで製品を開発しているのか、取り組みの一部を知っていただくことで「COMPANY」をもっと身近なものに感じていただけると幸いです。


さて前編では、従業員の学びをテーマに、企業成長に繋がる文化醸成の課題と解決策について解説しました。今回の後編では、「学びの文化」の醸成に対して「COMPANY」が支援できることをご紹介します。

機能紹介|「COMPANY」の学習支援プラットフォーム

前編記事では、「学びの文化」の醸成を阻害する要因に対して、課題解決の6つのポイントを提示しました。

  1. リソースの確保
  2. 参加型の学習文化の構築
  3. 失敗を歓迎する風土づくり
  4. 短期の成果だけでなく成長を重視
  5. 社内全体での知識共有
  6. 学びを重視し評価する


「COMPANY Talent Management」シリーズの学習プラットフォームである「ラーニングプラットフォーム」では、自律学習と戦略的研修運営の両立を支援し、これらの実現に役立つ機能を提供しています。

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5つの特長

特長1 参加型の学習文化の構築と知識共有

「参加型の学習文化の構築」や「社内全体での知識共有」において、ラーニングプラットフォームでは、自発的な学習文化の構築を支援します。人事部から一方的に研修コンテンツを提供する場所としてだけでなく、従業員同士のコミュニティとして利用することで、これを実現しています。

例えば「プレイリスト機能」では、人事部門だけでなく、各従業員発信でコンテンツを作成することが可能です。ある従業員が自分の学びに役立つ社内研修のコンテンツや、参考になる社外のWeb記事・動画URLをまとめて「プレイリスト」として公開し、自身の学びを他者の学びのために共有できます。

また、コンテンツレビュー機能では、プラットフォーム上で提供されるコンテンツに対して、従業員からのフィードバックを収集できます。ここで集まった声を、新たな学びのプログラムに反映でき、従業員主体の学習文化を醸成することに役立ちます。

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特長2 成長につながるスキルを可視化

成長は見えにくいものであるため、スキルという形で見える化し、本人や上司が把握できる状況を作ることも重要です。
従業員それぞれに対して現在のスキルセットを可視化することで、将来的に必要なスキルとのギャップを明確にできます。
スキル向上の側面から従業員が効果的にキャリアパスを描き、成長に向けて計画を立てられるよう支援します。

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特長3 パーソナライズされた学習コンテンツの提供

従業員一人ひとりの職種・職位・所属・志向・過去の学習履歴やキャリア目標に基づき、カスタマイズされた学習コンテンツを提供します。従業員は個々のニーズに最も適した教材やプログラムを選択できます。

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特長4 外部リソースとの連携による多様なコンテンツアクセス

株式会社グロービスが提供する定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」や、株式会社ベネッセコーポレーションが展開する定額制のオンライン動画学習サービス「Udemy Business」などと連携。
自社作成のコンテンツだけでなく、豊富な最新の学習コンテンツを提供できます。
(※別途ご契約が必要です)

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特長5 データ分析による学習の最適化

研修や学びを提供する人事部門が、「リソースの確保」や「学びを重視し評価すること」を考えるための分析機能も搭載しています。

従業員の学習履歴や評価の高いコンテンツといったデータに基づくインサイトを表示し、組織が学習のROIを把握できるように支援します。「受講されやすい形式は動画なのかテストなのか」、「人気の学習テーマはなにか」等を一目で把握できるため、最も効果的なプログラムを判断することで、戦略的な資源配分が可能になります。

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また、学習の進捗をリアルタイムで把握できます。学びの成果を可視化し、うまくいっていない場合には迅速に軌道修正を行えます。

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以上、従業員の自律的な学びを支援する、「COMPANY」の学習プラットフォーム機能をご紹介しました。前編・後編を通して、「学びの文化」を醸成するためのヒントをお伝えしてきましたが、本コラムが人事の皆様にとって、業務の一助になっていれば幸いです。
 

「COMPANY Talent Management」シリーズについてはこちら

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