株式会社Works Human Intelligence（本社：東京都港区、代表取締役最高経営責任者：安斎富太郎、以下 WHI）は、日本通運株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：竹添進二郎、以下 日本通運）が、セキュリティ強化と生産性向上に向けて、利用中の統合人事システム「COMPANY」をSaaS型最新バージョンへ移行したことをお知らせします。
概要
日本通運は、NXグループの中核会社として、日本国内だけでなく、グループで世界49か国・地域、328都市、743拠点を構え、グローバルでロジスティクスを中心とした事業を展開しています。同社は2014年から統合人事システム「COMPANY」を導入し、従業員の情報管理や給与計算、申請手続きの効率化を進めてきました。また、創業100周年を迎える2037年を見据え、グループ全体で企業競争力の向上に取り組んでおり、人材の育成や最適配置等、グループ横断的な人事施策の推進に力を入れています。そのため、人事施策推進のインフラである「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「CWSスマートデバイスオプション」をグループ主要各社に展開し、利用範囲を徐々に拡大してきました。
このたび、利用中サーバーのサポート期限を迎えることを契機に、日本通運自社内で行っていたシステムインフラ保守からの解放とIT部門の人的リソース最適化を目的として、SaaS型の「COMPANY」最新バージョン（Ver.8）への移行を決定しました。
今後の展望
1. 従業員と人事部の生産性向上
「COMPANY」最新バージョン（Ver.8）の直感的に操作できるUI/UXにより、従業員が申請・申告を行う際の利便性を向上するとともに、人事部門への問い合わせを削減。これに加えて、複雑な年末調整の各種申告をサポートする機能や、給与計算業務の簡略化を支援する機能等、最新バージョンでアップデートされた機能を活用し、従業員と人事部の生産性向上を実現します。
2. インフラ保守からの解放とセキュリティレベル向上
「COMPANY」の最新バージョン（Ver.8）はSaaS型で提供されるクラウドサービスです。システムインフラ環境の構築から監視、セキュリティ対策、障害対応まで、WHIが定額で一括管理するため、日本通運社内のインフラ保守からの解放やITコストの見える化、セキュリティレベルの向上を実現します。
3. グループ共通の人事システム基盤の構築
グループ共通のデータ要件を定義すると同時に、各社固有の人事制度にも柔軟に対応します。日本通運を含めたグループの主要企業に管理対象範囲を拡大し、グループ共通の人事システム基盤を構築することで、企業をまたいだ人材の最適配置と育成を強化します。
日本通運からのコメント
弊社は、2014年に「COMPANY」を導入してから約10年が経過し、その間に会社の変革に応じた制度改定に伴うシステム対応を迅速に行ってきました。この度、サーバーのサポート期限の時期が迫ってきた事から、社内でシステム更新戦略の最適化のため、サーバー環境の更新を検討しておりましたところ、WHIから「COMPANY」最新バージョンへの移行を同時に行う提案を受け、社内で検討した結果、更新する事を決定しました。今後は人事戦略を効果的・効率的に進めるために「COMPANY」の機能をフル活用すると同時に、従業員のさらなる利便性の向上を図り、業務改善を行っていく予定です。
日本通運株式会社コーポレートソリューション本部
人財戦略部
＜「COMPANY」イメージ画像＞
WHIは、今後も統合人事システム「COMPANY」の提供を通じて、大手法人の人的資本マネジメントを支援してまいります。
WHIについて
WHIは大手企業および公共・公益法人向け統合人事システム「COMPANY」の開発・販売・サポートの他、HR関連サービスの提供を行っています。「COMPANY」は、人事管理、給与計算、勤怠管理、タレントマネジメント等、人的資本マネジメントにまつわる業務領域を広くカバーしており、約1,200法人グループへの導入実績を持つ、ERP市場 人事・給与業務分野 シェアNo.1※の製品です。
私たちは、「人に真価を。」というコーポレートブランドのもと、企業と従業員の両者の価値を最大化するソリューションを提供することで、すべての人が「真価」を発揮し、情熱と貢献意欲を持って「はたらく」を楽しむ社会を実現します。
※2022年度 ERP市場 - 人事・給与業務分野：ベンダー別売上金額シェア
出典：ITR「ITR Market View：ERP市場2024」
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この記事に関するお問い合わせ先
株式会社Works Human Intelligence
広報（担当：若林、角川）
