セミナー概要
システム導入・刷新において、導入担当者が「結果に満足している」と回答したプロジェクトはおよそ52.8%だと言われています*。裏を返せば、47.2%ものプロジェクトがシステム導入・刷新に何かしら”失敗した”と思われていることになります。
パッケージ導入の失敗事例の多くは、「業務の洗い出し不足」「業務の見直し不足」 「導入効果の評価不足」に基づくものです。業務の洗い出しが不十分だと、新システムに求めるべき機能要件に漏れが出てしまい、業務がまわらなくなってしまうリスクがあります。業務の見直しを怠ると、非効率な業務を非効率なままに進める危険性があるうえ、余計な追加開発費用を払う結果を招くかもしれません。導入効果の評価なしには、そもそもシステム導入の「成功」「失敗」を測定する指標がないため、やみくもにシステム導入を進める事態になってしまいます。
理想的なパッケージ選定の手順を踏むことによって、誰しもが「正確なRFP」と「説得力のある上申資料」の作成ができるようになります。なぜなら、それらが細部まで洗い出された業務と精緻に試算された期待効果という根拠に基づいているからです。
理想的なシステム検討を行えるよう、一度、パッケージ選定の手順について体系的に学んでみませんか?
*出典:日経コンピューター 2018年3月1日号
アジェンダ
・パッケージ選定の全体像
-システム企画・選定・導入:それぞれのフェーズでやるべきこと
・現行業務・課題を洗い出す方法
-抜け漏れのない業務一覧表の作り方
-ワーク:自社の業務を洗い出す
-ケーススタディ:業務洗い出しの失敗事例
-「理想の業務」をどのようにして描くか
・システム投資対効果(ROI)算出のフレームワーク
-信憑性をもたせた金額換算の方法
-予算取得の2つのアプローチ:「見積型」と「積上型」
・機能要件(RFP)作成のお作法
-一般的なRFPの章立てテンプレート
-パッケージベンダーが一番知りたいこと
こんな方におすすめ
はじめてのシステム選定で、何から始めていいのかわからない
現行業務や課題を洗い出す方法がわからない
機能要件一覧をもれなく作成できる自信がない
多数のシステムが乱立しており、現行仕様を整理したい
システム導入後の期待効果を測定する方法がわからない