Vol.1
製品知識×業務知識
-効率的なキャッチアップで変化に強い体制へ-

アズビルトレーディング株式会社様

インタビューを受けてくださったのは…

アズビルトレーディング株式会社
総務部 人事グループ 横井 潤一様
人事業務のご経験年数:約1年半
受講のタイミング  :人事業務に就くことになってすぐ
ご担当業務     :労務管理、給与計算、賞与計算等

★アズビルトレーディング様では、COMPANY 人事・給与(2004年3月から)、
COMPANY Web Service(2004年3月から)、COMPANY 就労・プロジェクト管理(2004年3月から)の3製品をお使いいただいており、積極的に自社で設定変更等も行われています。

WBCの様々な講座を積極的に受講されているアズビルトレーディング様。その背景についてお聞かせください。

横井様:
私が所属している人事グループでは、主に給与関連業務や採用、教育等の人事にまつわる業務全般を担っています。メンバーは、1年半前にシステム部門から異動してきました私、ほぼ同時期に中途入社した2名の若手メンバー含め、9名います。業務ごとに明確に担当者を分けるのではなく、定期的にローテーションを行いながら業務を運用しています。この運用体制への変更は、それまで10年近く経験を積んできたメンバーの新たな業務領域への挑戦や、人事として新たなことに取り組んでいくことを後押しするための人員体制強化でした。
そこで、教育やスキルアップのための時間も積極的に設けようということで、新たに給与計算業務を担当することになったメンバーは、運用するにあたって必要な知識をキャッチアップするため、経験のあるメンバーは新たな発見を求めて、全員時期をずらしてWBCを受講することになりました。

色々なセミナー等もある中で、WBCをお選びいただいた理由をお聞かせください。

横井様:
当社の場合、COMPANYを導入してから10年以上運用しているため、設定を大きく変えるような機会があまりなく、決まった手順に沿ってCOMPANYを操作していけば、しくみを理解せずとも運用できる部分も少なくありませんでした。
WBCは毎月の給与計算業務のイベントを想定したシナリオに沿って、実際のCOMPANYを触りながら講座を受けられるので、COMPANYの設定理解を深めることで、日頃の運用の背景を理解していける点がよいと思い選びました。

WBCに対する印象や感想をお聞かせください。

横井様:
私自身は異動してくる前には給与計算業務に携わったことが一切なく、COMPANYも運用したことがない状態で講座を受けましたので、最初の頃は冷や汗をかいてばかりでした。自分の理解が遅れることで、周りの受講者の方々にご迷惑をおかけしてはいけないというプレッシャーもありましたが、講師の方とは別にフォローに入る講師の方もいたので、何とかこなせている状態でした。受講日前にはグループメンバーに助けてもらい予習に努める等し、無事にCOMPANY Associate認定資格試験にも合格することができました。

社内教育はOJTが基本になっていますので、現状の業務では当然使っていない機能領域があります。業務経験の長短に関わらずどの担当者も、OJTではキャッチアップする機会のない機能の知識を習得できたことで、トラブル時の対応がスムーズになり、制度改定や運用変更時にも「あの機能が使えるのではないか」といった気づきにつながっていると思います。

製品知識講座に加えて、業務知識講座も受講いただいておりますが、そちらについてはいかがでしたか。

横井様:
1日で給与計算業務に必要となる業務・法令知識の基本を押さえられるので、異動してきて何もない状態から運用することになった者としては、有意義で充実した1日でした。日頃COMPANYで運用していると、電卓をたたく場面がなく、裏でどんな計算をしているのか分かりません。電卓で給与計算をしてみることで、税金や社会保険の計算を理解できるようになったことがよかったですね。

WBCを受けて新たに取り組まれたこと等がございましたらお聞かせください。

横井様:
これまでの運用において、管理職の勤怠はCOMPANY外で管理していましたが、新たに設定を行い、COMPANYで管理するようになりました。最近は働き方改革関連法への対応で、36協定関連や有給休暇関連の管理方法や設定を見直す機会が多いので、講座で得られた知識が役立っています。

こういった新たな設定や既存の設定の変更については、経験者がサポートしながら未経験者に対応に当たってもらうようにしています。また、設定変更する際には画面キャプチャつきの記録を残すようにもしています。

最後に、WBCに関わらず、今後新たに取り組みを予定されていることがございましたらお聞かせください。

横井様:
COMPANYでかなり業務のスリム化は実現しているものの、他システムとの連携部分で手で対応しているところがまだあります。そういったCOMPANYの周辺領域を含めて改善を図るべくRPAの導入を検討しており、「COMPANY×WinActor導入セミナー」にも参加しました。今後も新しい知識や情報を積極的に取り入れながら、業務改善に取り組んでいきたいです。